一般社団法人家族と心の研究所は、総合的な心のサポートを提供するために生まれた団体です。

理念・コンセプト

一人ひとりが
本来の持てる力を取り戻し
すべての生命が輝く世界へ


家族の間で当たり前に話題になるような
”カウンセリング”が文化となって広く浸透している社会を目指して。

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理事長メッセージ

　現在社会において大きな問題となっている「ストレス」や「心の傷」。これらには様々な要素が考えられますが、中でもひとりの人間（個）をとりまく周囲の人々や家族・学校・会社（組織）といった環境としての人間関係がとりわけ大きな要因となっています。

　生命の誕生に始まる母と子の関係。両親、兄弟姉妹、夫婦といった家族関係。こういった環境要因によって生じる「ストレス」や「心の傷」の根本的解消には、「人間関係」や個の属する「組織」すべてを『家族』と同等にとらえ、『家族』を通じて「個」が癒され成長できるようになるとともに、家族全体が互いに「個」を尊重し支え合う環境となり、『家族』そのものが、成長・成熟していくことが重要です。

　私たちは心の専門家として、自然治癒力や本来の持てる力を引き出し、家族の中に“より分かりあえる”関係性が生まれるようサポートしていくことが、人生を豊かなものにするための最も効果的なアプローチであると考えています。

　この理念のもと、これまで心理の実践現場での経験から培ってきた知見を持ちより、考え方やメソッドをより広く社会に提案し、皆様と皆様を取り巻く周囲の方々が『家族』となっていけるよう発信し続けてまいります。

　　より多くの方々に、この想いが届きますように・・・

　　一般社団法人　家族と心の研究所　 　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　理事長 中島まこと

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研究所長メッセージ

　私たちは、“カウンセリング”を活用することが、当たり前の文化となっている社会を目指しています。

“カウンセリング”に訪れる人々のニーズは多種多様です。混乱した考えや気持ちの整理、心身の不調やストレスの解消、心の傷やトラウマに起因する問題の解決、人間関係の改善、性格傾向の見直しなど、いわゆる心理的な問題や課題のすべてがテーマとなり得ます。「自然治癒力」や「自己実現の傾向」といった本来誰もが持っている力への全面的な信頼をベースに、身心の不調やストレスからの回復ばかりでなく、気づきや成長のプロセスをサポートする“カウンセリング”。その有用性は社会に認められつつありますが、本当の価値が広く認知されているとは言えない状況にあります。

“カウンセリング”を普及して文化にしていくためには、必要としている人が必要としているときに受けることができる体制の整備や仕組み作り、正しい知識や情報の発信、“カウンセリング”を提供する人のスキルと資質の向上、実践と効果の検証など、取り組むべき課題が山積しています。

　私たちは「家族と心の研究所」を立ち上げるための議論をする中で、これらの課題に地道に取り組むことが“カウンセリング”という「総合的な心のサポート」を社会に浸透させていくためには必須であるという考えに至りました。

　この世界に生きる人々、一人ひとりが本来の力を取り戻し、すべての生命が輝く社会の実現に向かって、私たちの活動に賛同していただける方々とともに、歩みを進めていくことができれば幸いです。

　　一般社団法人　家族と心の研究所
 　　　　　　　　　　所長　大��直樹